ゴルフ上達への妄想

昨年終盤から松山秀樹の快進撃が続いています。
2月のウェイスト・フェニックスオープンで優勝し、アメリカツアーで日本人最多の4勝目を達成しました。今までの日本人は肝心なところでだめだったり、飛距離が全然負けてたりして応援するたびにがっかりしていました。しかし松山は違います。飛距離が伸び、外国人選手に全然引けを取らなくなりました。体に力強さがあり試合態度も堂々としています。今25歳なのでこれからどれだけ強くなるのかとても楽しみです。今年はメジャーで優勝の期待もふくらみます。
でも今週のジェネシスオープンでは優勝予想では2位だったのに第2ラウンドで大崩れし予選落ちとなってしまいました。
ほんとにゴルフってわかりません。

私のゴルフ歴は25年以上で松山の年齢より上です。それなのに全然上達しないでスコア100近辺をうろうろしていました。そこで一念発起し3年前にクラブ会員権を購入し、本格的に上達を目指すことにしました。
あーでもないこーでもないといろいろ考えながらようやく100を超えないようになり、これから80台を目指そうと思ってます。
ところがところが、昨日のゴルフでは叩きにたたいて112を記録してしまいました。大たたきという点では松山と同じだと少し共感を覚えました。

ここしばらくスコアアップには道具ではなく、95%は腕だと思っていました。
一番の早道は腕をあげることだと信じ、練習場にせっせと通っています。練習場にでこれだというのを掴み、ついに上達したと思いこんで翌日ゴルフ場に行くと、あれれなんか違うんではないかいと感じることがほとんどです。たま~に、おおっ、やっぱりこれだっ、そうだったのか、やった!と思ってもその次行くとなんか変だぞとなります。
昨日のゴルフではここ2回ほど掴んでいたこれだに前半疑問を持ち、後半は違うことを実践し、最後3ホールで良くなりました。あれじゃなくこれだったのかと思う懲りないやつです。

ところで松山は昨年ドライバーを変えてから飛距離が格段に伸びました。メーカーに配慮して大々的には言えないようですが、キャロウェイのグレートビックバーサに替えて300ヤードを軽々超えるようになっています。販売終了している旧モデルで、中古市場で大人気となっているようです。

もしかしたら私もドライバーを変えたら飛躍的に飛距離がのびるかも。今はかなり前のブリヂストンXdrive709を使用しています。このドライバーは芯で打てた時に柔らかい感触とバギャバフンというとても心地よい音がして気にいっています。でも最近のドライバーはもっともっと飛ぶんだろうか。ドライバーは各社毎年飛距離アップをうたい文句にしているし、毎年5ヤードずつ伸びていたら今年のドライバーは5ヤード×4年で今現在より20ヤードは飛ぶ計算になるぞ。話半分でその半分としても10ヤードは飛ぶはず・・・。
ブリヂストン、キャロウェイのほかにもタイトリスト、テーラーメードやダンロップ、ホンマ等みんな飛ぶよ飛ぶよと言っていて困ってしまいますね。

アイアンは、重めで飛ばないアイアンが結果的に上達の近道だという論を信じて、へたくそにもかかわらずミズノのMP‐53というアイアンを使っています。これは7年前のハーフキャビティで、ロフトが寝ておりダイナミックゴールドシャフトの重いアイアンです。
でもそろそろ年を考え少し軽いのにしようかな。今のアイアンはもっと楽に飛ばせてミスヒットにも強いといいます。アイアンを替えたらもしかして力まなくなり態勢も安定し、スコアが急激に良くなるかもしれない。という妄想は膨らむばかりです。

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