田植えの補植

田植えの補植

妻の実家で田植えの補植作業をしてきました。田植機で苗を植えた後には、植えそこなった処や隅にどうしても植えられない隙間ができます。その隙間に苗を植えるのが補植作業です。

一か所に3,4本の苗を植えます。田んぼの稲列の間に長靴で入るのですがこれが抜けない。簡単に歩けるものではありませんでした。

同じ場所にとどまり手を伸ばして植えていると長靴が深く泥に埋まり抜けなくなるのです。無理して抜こうとすると転びそうになり大変です。娘は見事にしりもちをついて泥だらけになりました。

かかとから先にあげると少しは抜けやすくなります。義父は簡単そうに植えていくのですが、とても真似できるものではありませんでした。

田んぼの広さ・単位

田はとても広いのですが、この面積を表すのが江戸時代からの表わし方です。小さいほうから歩(ぷ)、畝(せ)、反(たん)、町(ちょう)です。
なかなかピンと来ないのでまとめてみました。

・1歩=1坪=畳2畳分=3.306平方メートル
・1畝=30歩=30坪=99.174平方メートル=約1アール
・1反=10畝=300歩=300坪=600畳=991.74平方メートル 正方形にすると約31.5m×約31.5m
・1町=10反=3000坪=9917.4平方メートル=約1ヘクタール 正方形にすると約100m×約100mです。

ちなみに東京ドームは46755平方メートル=約47反=約4.7町です。

江戸時代には1反の田で平均1石の収穫量がありました。1石は150Kg、米俵1俵が60Kgなので2.5俵になります。
10万石大名では約15000トンの米がとれたことになります。

今は農業技術の発達により1反で8俵、480Kgの米がとれます

広い田んぼの中に機械で回りきれないところと抜けがあるところに手で植えていきます。

 

カエル

脇の用水路にはアカガエル君がいました。アカガエルは日本の固有種で本州から九州にかけて分布しています。他のカエルより産卵するのが早く1月~2月には冬眠を一時中断して卵を水田などに生みます。
こちらはアマガエル君です。とっても泳ぎが上手です。一番おなじみのカエルで田んぼで大合唱をしています。指先には吸盤があり、ガラス面だって垂直に上ることができます。田んぼのほか樹上生活も得意で水辺近くの森林にも生息しています。

 

アオダイショウの抜け殻

草むらの中に蛇の抜け殻を発見しました。たぶんアオダイショウで長さ1m以上もありました。自然を感じます。
頭のアップです。この口の部分から脱皮するのでしょうか。成長するために脱皮するのですが、成長期には年に10回くらいも脱皮します。

 

 

新緑
ブルーベリーの花
庭の果樹 花

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