アイフォンでJALのタッチアンドゴーとANAのスキップサービスを使ってみました

 

先日、北海道に墓参りで帰省してきました。行きはANA、帰りはJALです。昨年からiPhone7を使用していますので、今回は初めてWallet(iPhone6から搭載)に搭乗券を登録して使用しました。

iPhoneのWalletに登録するとほかに何も必要ありません。手荷物預かり所、保安検査場、搭乗口でiPhoneをかざすだけで済んでしまうのです。チケットを保管する必要も、探す必要もなく、かざすだけでサッと通過できてしまうのは本当に楽ちんです。時代の進歩を実感します。

ただし搭乗口は、画面のバーコード部分を、読み取り機にしっかりとタッチする必要がありました。

以下にウォレットへの登録方法を紹介します。

JAL タッチ&ゴー

1. iPhoneから登録する方法

送られてきた予約メール中の、”予約確認・ご購入・航空券の登録”URLから登録(または購入内容確認メール中の”予約確認”URLから登録)

・JALマイレージ会員の場合
お得意様番号と6桁のweb用パスワードを入力→予約詳細画面→”ご搭乗方法のご案内”までスクロールする→”バーコードを取得”をタップ→2次元バーコード画面の下の方の”Walletに登録”ボタンをタップ→搭乗券画面の右上の追加ボタンをタップ→Walletに搭乗券が登録されます

・一般の場合
”ログインしない”をクリック→名前(カナまたはローマ字)、便名、搭乗日、予約番号(4桁または6桁)を入力して”次へ”をタップ→航空券を購入したクレジットカード番号の下4桁または確認番号を入力して”次へ”をタップ→予約詳細画面→以下同じ

JALカードを持っていなくても登録できますが、やはり持っていると手間が省け便利です。


私は予約時にはJALカードを持っていませんでしたので一般の場合で登録しました。
無事Walletに登録されたiPhone画面の搭乗券です。

2. iPhoneへJALアプリをダウンロードし登録する方法

アプリはアップルストアから無料でダウンロードできます。

トップページの予約確認・変更を選択→予約済みの航空便が表示されるのでリンクをタップ→予約詳細画面→以下同じ

これが一番簡単ですね。

 

失敗しても何度でも取得可能ですが取得日によりバーコードの形が変わります。

またバッテリー切れですと当然利用できませんので
1 予備バッテリーを用意する
2 JALカードを持っていく
3 紙のバーコードを用意しておく
のどれかを用意しておいた方が安心です。

 



ANAスキップサービス

ANAの場合も少し表示や手順が違いますが基本的にJALと同じです。

1. iPhoneから登録する方法

予約メールまたは支払い完了メール中の予約の確認、座席指定、購入手続きURLをタップ

・ANAマイレージ会員の場合
会員の方を選択し、お客様番号とWebパスワードを入力→予約詳細画面の上の方の”Walletに追加”ボタンをタップ→内容を確認して”Apple Walletに追加”ボタンをタップ→搭乗券が表示されるので右上の”追加”ボタンをタップ→Walletアプリへの搭乗券登録が完了です。

・一般の場合
一般の方を選択し、予約番号または確認番号を選択し搭乗日・便名・予約番号(確認番号)・性・名を入力し”検索する”をタップ→予約詳細画面の上の方の”Walletに追加”ボタンをタップ→カード番号または確認番号を選択してチケットを支払ったクレジットカードの下四桁(または確認番号)を入力し”次へ”をタップ→内容を確認して”Apple Walletに追加”ボタンをタップ→搭乗券が表示されるので右上の”追加”ボタンをタップ→Walletアプリへの搭乗券登録が完了。

2. iPhoneへANAアプリをダウンロードし登録する方法


お客様番号とWebパスワードを入力し”ログイン”ボタンをタップ→”予約を読み込む”をタップ→チケットをタップ→”Walletに追加”ボタンをタップ→内容を確認して以下同じ

やはりアプリからの登録が一番簡単です。

 

 

行きの成田空港は飛行機が順番待ちで渋滞していました。


渡島半島上空です。


帰りの羽田空港の夜景です。


JALの機内


ANAの機内

ANAはボーイング737、JALは777でした。大きさの違いからかJALの方がゆったり乗れました。

またJALは機内wifi接続により、無料でインターネット接続サービスが出来てLINEでも何でもできました。とても便利です。

 

iPhoneでスイカを使ってみました。

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霧ヶ峰、八島ヶ原湿原の生き物と花

霧ヶ峰には八島ヶ原、車山、踊り場と3つの高層湿原があります。去年は車山に行きましたので今年は八島ヶ原湿原に行ってきました。

今年は天候が夏らしくなく、この日、8月18日も車山スカイパークホテルで迎えた朝はかなりの雨でした。このホテルは絶景が売り物の一つなのですが、雲の中のため景色は真っ白でした。
8月に入り関東では雨の日連続記録を更新中で、今日はダメかなと思っていましたが、10時半になると徐々にやんで来ました。これは行けるかもと八島湿原に向かって30分程走り到着する頃には幸運なことに雨が上がりました。

 

八島が原湿原の池

池が、湿原の雰囲気を醸し出してます。

八島ヶ池
八島ヶ原湿原最大の池で駐車場から湿原に向かって一番最初の池です。まだ霧が垂れ込めていてほんとに霧ヶ峰でした。

 

湿原で一番小さい池鬼ヶ泉水です。湿原を左周りルートで回ると現れます。この頃には霧が晴れました。

 

鬼ヶ泉水の隣の鎌ヶ池です。手前にはシダのような群落がありました。

 

湿原の南側にも小さな池がありました。案内の地図には載っていないので連日の雨により出現した池なのかもしれません。

 

湿原の生い立ち

この湿原はおよそ1万2千年が経過したとされ、本州では最も古いものです。

高層湿原というのは高いところにある湿原と思っていましたが、植物が枯れても低温のため腐植土とならずに堆積し、泥炭化し、植物が上へ上へと生長して全体が水面よりも高く盛り上がったものを言うそうです。泥炭の暑さは最大で8.1mにもなります。世界的に貴重な高層湿原で天然記念物に指定されています。

湿原で出会った生き物達

ノビタキという小鳥です。主に夏に高原で見かける鳥です。手持ちなので少しピントが合っていません。

 

アサギマダラという蝶です。平地では見たことがありませんが、夏は標高の高い山地に生息しています。
この蝶は旅する蝶として有名です。春に南から北へ移動し、秋に南へ戻ります。その移動距離は驚きですが最長2000キロにも及びます。本州から南大東島や遠くは台湾までへも移動が確認されています。なんと海を超えるのはもちろん、パスポートもなしで国境をも超えています。
飛んでる間に鳥などに捕食されることはほとんどありません。それは体内にヒヨドリバナの蜜に含まれるアルカロイドが蓄積されてるからです。

海を渡るときは台風を活用したり、雨が降る前に一気に移動してしまいます。
なぜ海を渡るのか、どうやって気象を読むのか、その生態はまだ謎が多いそうです。

 

良く見かけるタテハ蝶かと思いましたが、調べたところヒョウモンチョウです。やはり高地に生息しています。ノアザミに止まっています。

 

ワレモコウにとまるトンボ、アキアカネです。この時期は赤くありません。

綺麗な赤い花のようなのが咲いている苔の前で休んでいるトンボです。調べたところコアカミゴケという地衣類でした。地衣類は藻類と共生している菌類です。

 


湿原のバッタです。どちらも名前はわかりません。湿原バッタですね。

 

湿原の花

マツムシソウです。

カラマツソウ。可憐な花ですね。

コバギボウシ。

オミナエシ。

フシグロセンノウ。

ウド。あの食べられるウドです。山菜としては若芽の葉や先端、つぼみを天ぷらにして食します。スーパーで売っているのはウドをもやしのように暗所で白く育てたものです。こんな花が咲くとは知りませんでした。

イブキボウフウ。

メタカラコウ。

ツリガネニンジン。

アカバナシモツケ。

ノリウツギ。

コオニユリ。


エゾカワラナデシコ。

 

なぜこんなに花の名前がわかるのかと言うと、実は花の隣に花名札が立ててあるのです。途中で出会いましたが係の方が2名、札を持って歩いていました。おかげで全部花の名前がわかります。ご苦労様です。ここで紹介した花以外にも、まだまだたくさんの花が咲いていました。

湿原の入り口にある花暦看板です。

八島ヶ原湿原遊歩道をゆっくり一周して2時間弱でしたが、見所多く、湿原の雰囲気抜群でとても気に入った場所となりました。

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花火撮影 富津花火大会

7月22日富津の花火大会に行ってきました。関東では一番早いほうです。この日の天候は晴れで、風はやや強めですが、煙が残らず花火にはちょうど良い風でした。
ホタルの初撮影に続き花火の初撮影です。

場所取り

まずは場所取りが肝心とのことで早く家を出ようとしたのですが、いつものごとくなんだかんだで遅くなり、駐車場に着いたのが午後6時半になってしまいました。そこからシャトルバスで会場に15分です。現地に着いてみると砂浜のどこからも見えるので広々していて、早く来る必要はありませんでした。屋台もたくさん出店していました。
最初は最前列に陣取ったのですが、風が強く潮風とともに波しぶきまでかかりそうになります。そこで後方の道路まで後退しアスファルトにシートを敷きました。広いので三脚を立てても後ろに来る方の邪魔にはなりません。

カメラの設定

カメラの設定はネットで調べたところ、それほど難しくありません。
モードをBのバルブにし、レリーズにてボタンを押してシャッターを開けます。このレリーズは蛍の撮影時にケーズ電気で2000円ちょっとで購入できました。ISOは100に固定です。絞りはf11がおすすめとのことでした。レリーズの時間は約10秒ですが花火に応じて自由です。

今年春に購入した一眼レフはキャノンのEOS6Dでレンズは50mmF1.8です。なるべく低予算で性能の良いものと考えた結果です。イメージセンサーがフルサイズのカメラなので、ほこりをかぶっていた大昔のフィルムカメラ時代のズームレンズを使えると思っていました。ところが故障しているようで使えませんでした。前回の蛍の撮影は50mmレンズでOKでしたが、花火撮影には無理があります。50mmに併せて花火を画角に入れるために、場所を移動する必要があり、事実上不可能なのです。そこで中古の28-135mmレンズを購入しました。この、レンズも相当古いのですが手ぶれ補正も付いておりお買い得です。

花火撮影

       
これはISO100、絞りf11、シャッター25秒で撮影しました。
教科書通りの設定ですがやや明るすぎました。富津の花火大会はスターマインが中心で結構連続して花火が上がるので、同じ場所で上がった場合明るすぎるようです。

そこで今度は絞りをf20に変更しました。シャッターは20秒です。
今度は絞りすぎてやや暗く写りました。

f16の写り

次は絞りをf16に設定してみました。ちょうど良い明るさかなと素人ながら感じました。連続して打ち上がるスターマインの場合はf16が良いようです。
ちなみにf値はf1.4、f2、f2.8、f4、f5.6、f8、f11、f16、f22の順番に1段ずつ光量が半分になっていきます。一般に解放f値が明るい程(小さい程)シャッタースピードを早くすることができる、またはボケ味を強くでき、レンズが高価になります。今回のズームレンズはf3.5(焦点距離28mm時解放)~5.6(焦点距離135mm時解放)です。花火の撮影には明るさは必要なくf11~f22で十分です。

クライマックス

大きな花火は画面に半分しか入りません。全部入れるにはもっと遠くで撮影する必要があります。でもそうすると実際の迫力も半分になりますが・・・。

全体的に撮影時間が思わず長くなりました。20秒~30秒です。よりたくさんの花火を写したいと思い知らず知らずに長くなったのです。f16が良いと思ったのは撮影時間が長すぎて、同じ場所の花火が明るくなったためかとも思います。やはり10秒以内に押さえてf11が一番良いのかもしれません。また水中花火もあったのですが写す余裕はありませんでした。次回にチャレンジです。

 

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美味しいかき氷

かき氷 山猫

去年養老渓谷に行った際、滝見苑の売店内で食べたかき氷がすごく美味しいものでした。家内が大絶賛で、今回麻綿原高原へ行く途中でそのお店の前を通るので食べようという話になりました。

ところが、9時開店と同時にお店に入ったところ、かき氷を作っていたのは滝見苑の若女将がやっていた山猫の商品で今年はやっていないことでした。がっかりしたところ、今年は大多喜ハーフガーデンに出店しているとのことで、住所を聞き帰りに寄ることにしました。

帰りにカーナビで住所を設定し、ハーブガーデンにたどり着きました。ガーデン内はハーブと多数の店が出店しており、聞き回って山猫を発見しました。

入り口はシンプルですが中は屋外含め広大なスペースです。結構な人出で盛況でした。
ガーデン入り口から入るとハーブ小物の売店ですが、そこから奥はレストランや屋外ハーブ園、お店がたくさんあります。屋外部には扇風機はありますがエアコンがありませんので暑い、この日は特に暑かったです。
今年の梅雨はほんとにどこへ行ってしまったのか?雨の降るところは集中豪雨で、関東は猛暑で空梅雨、気候がだんだん熱帯地方に近づいているようですね。

やっとのことで山猫を見つけました。ところがところが、次の予約券は15時からとなっています。???予約券とはなんぞい。人気がありすぎて予約券制となっているようです。
この後、家の予定があるので今日はあきらめかと途方に暮れていると、店の人が出てきたので(若女将?)実は養老渓谷から来たのですと言ってみたところ、にこやかにそれでは特別に作りますと言ってもらえました。感謝です。

愛ベリーいちごみるくを注文し、しばし待つこと5人目に入れてもらえました。
やはり今年も美味しい。普通のかき氷の2倍はあります。氷がふわっとしています。
氷が針の結晶のような形をしているのですが、口の中で溶ろけます。不思議と頭がキーンとなりません。シロップにはイチゴの粒が残っていてミルクと良く合います。私にしては珍しくまた食べたいと思うかき氷でした。

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麻綿原高原のアジサイと蕎麦と蝉時雨

一度行ってみたかった麻綿原高原に行ってきました。
麻綿原高原は標高300mほどですが低地より観賞期が遅く、今ようやく最盛期を迎えています。

10時に到着、車から降りるとヒメハルゼミの大合唱が迎えてくれました。アブラゼミやクマゼミのように一匹で大きな声で鳴くのではなく、全体で大合唱です。シャーっという音に包まれ、蝉時雨です。
駐車場の方から今日は一年に一回お蕎麦が食べられる日だと教えていただき、偶然ラッキーな日に来ることができたことを知りました。

アジサイ

ここのアジサイは妙法生寺住職がお一人でこだわりの手入れをしており、檀家の方も触らせてもらえないそうです。これだけのアジサイを一人で管理するとは気が遠くなりそうな労力ですね。ありがとうございます。
今が見頃で先週まではまだ白っぽかったとのことです。

登り口の道路脇も全部アジサイです。
坂の上からの景色ですが斜面一面全部アジサイで、すごい数です。
まだつぼみのアジサイ。薄黄緑いろがみずみずしいです。
咲きつつあるアジサイ。一本の茎から真ん中に青いつぼみを残して5,6個の花が出ています。
咲いたアジサイ。実はアジサイの花に見えるのは萼(がく)で本物は真ん中にある小さいやつです。よく見るとお椀のような花びらとおしべ、めしべが見えます。萼は4枚でお椀の花びらも4枚ですね。
咲き始めの花の色は土が酸性なら青、アルカリ性なら赤になります。日がたつと青の花もだんだん赤味を帯びてきます。

お蕎麦

何も知らなく、たまたまだったのですが、7月の第三日曜日に中興開山会という催し物が開催され、来山者にお蕎麦が配られます。木々の間で準備が行われており、時間は11時からとのことで丁度良い時間でした。ほんの少し頂けるかと思っていましたが、思いがけなく本格的なざる蕎麦でした。しかもトウモロコシと牛乳まで頂けるのです。

蕎麦はちょうど良い茹で加減で、そばつゆにはネギとミョウガがたっぷり入っていて美味しく頂きました。牛乳は甘みがあり思わずおかわりを頂いてしまいました。トウモロコシはこれがまたとても甘く格別でした。野外の緑に囲まれて良い雰囲気です。
中興開山会は昭和26年に上人がアジサイによりお寺を再興し、上人の好まれたお蕎麦を頂き偲ぶ行事とのことです。最初はすごい行列で、足りたくなったらどうするのか心配しましたが、なんと1500人分ものお蕎麦を用意しているとのことです。

眺望

大日天堂からの眺めは遙か遠くまで見渡せ、吹き渡る風が心地良いものでした。

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