養老渓谷
4月23日、桜の花が終わり、新緑が一斉に芽吹いて来る季節となりました。新緑を見に養老渓谷に行ってきました。
養老渓谷は千葉県房総半島にある紅葉や新緑が美しい渓谷です。今回は粟又の滝から歩いていくコースに行きました。
車で北方面から養老渓谷駅前を通り温泉街を過ぎ滝見苑先の橋の手前を左に入る駐車場を利用しました。
この駐車場は無人で駐車料金は500円ですが、ワラビがざるに盛られていました。自由にお持ちくださいとの張り紙が置いてあり、帰りに頂いて行こうと考えていましたが、残念ながら帰りにはすっからかんになっていました。考えてみたら当たり前で最初に頂いていればよかった・・・。
滝見苑前の降り口から階段を下りていくと粟又の滝に出ます。ここから約2Kmの遊歩道が続いています。川のすぐ脇に続いており平坦で整備されているのでとても歩きやすい遊歩道です。途中に小さな滝や岩から染み出している場所がいくつもあります。
アメンボ
水の中に幾何学模様のようなものがあり、よく見るとアメンボの影でした。アメンボは水に浮いていてその足で水面が変形した影が綺麗に見えていたのでした。
アメンボはとてもスリムで体重は40mgぐらいです。25匹集まってやっと1グラムです。足の先には毛が生えていて、その毛は油に覆われていて水をはじきます。軽さと水をはじく力で浮いていることができるのです。
アメンボの一生はとても短く1年に三回発生します。春と夏と秋に産卵するのですが、秋に生まれたやつは越冬し春に産卵、一生を終えます。、春生まれは夏まで、夏生まれは秋までの一生です。
アメンボには羽があり飛ぶことができます。だから雨上がりの水たまりにいたりするのですね。でも飛ぶと食べらる危険が一杯なので、めったに飛びません。
もみじの花
もみじは紅葉が注目されますが、春先には花が咲きます。小さな赤い花でよく見ると葉の新緑の中でコントラストが綺麗です。秋には落ちるときにプロペラのように回る種になります。