トヨタC-HRの魅力
3月下旬、急遽車を買い替えることになりました。プリウスを下取りにしての購入です。
候補はトヨタプリウス、C-HR、ホンダヴェゼル、日産ノート、エクストレイルでした。
プリウスの燃費が良かったので今回もハイブリッド(e-powerも)を条件にしました。
ノートe-powerは加速は良かったのですが、室内が狭すぎて脱落、エクストレイルはハイブリッド+プロパイロットだと予算オーバーで脱落しました。ヴェゼルは室内が広く良かったのですが、曲がる際にドアミラーがちょうど視覚の邪魔になるとの妻の意見で却下。
購入条件は、トヨタが3月の在庫車特別条件とのことで値引き、下取り価格とも圧勝でした。
試乗の結果、新型プリウスとC-HRでは質感に関して数段C-HRの方が上と感じました。
スタイルは最初C-HRは目立ち過ぎかとも思いましたが、よく見るととても良いデザインに思えてきました。
最終的ににC-HRに決定となりました。
乗り心地
走り始めてすぐに心地よさを感じます。なぜか心地良いのです。
すっと静かに加速し、平らに走る感覚、まっすぐ走る感覚がとても気持ち良く感じます。
それからハンドルを切ってもブレーキを踏んでも心地良い。段差があっても心地良い。ショックをすべて吸収するわけではありませんが、角がない。全体が上質な感じがします。
運転性能
加速は旧プリウスより格段に良いです。またほんとに車体剛性が高いようで、コーナーでも安定しており、荒れた路面でも問題なくクリアしていきます。
走る、曲がる、止まるの基本性能が高いと思います。
内装
メーターはスッキリしていて見やすいものです。やはりメーターは、センターパネルより運転席前にあった方が良いと思います。
デジタルよりアナログの方が見やすい。なんならインフォメーションパネルにはデジタル表示もできます。
ダッシュボードは丸みがあり、また柔らかな感触の素材が使われていて親しみやすい。夜はドアポケット部やセンターコンソール等に青の照明が使われており、クリアな感じを醸し出しています。
シフトノブは昔ながらの位置固定式で、慣れると見なくても位置が分かります。旧プリウスは常に真ん中に戻るタイプで先進的でしたが、C-HRの方が使い勝手は上です。
視界
シートに座ると適度な高さがあり運転しやすい。後方視界も世に言われているほど見にくいとは感じません。斜め後方から車が来るとドアミラーにオレンジ色の表示が出て死角を補ってくれます。
後席スペース・積載性
後席はプリウスより少し狭い程度で視界は良くありませんが、普通に座れます。
積載量は全長が短いので、プリウスより少ないです。また車幅は変わらないのに、ゴルフバックが横に積めません。積む際は後席の背もたれをどちらか倒しますが、慣れると問題ありません。
デザイン
前方から見デザインがとても気に入っています。
後方からのデザインは少しコチョコチョしすぎかなと思います。横から見るといかにも走り出すぞと言う気構えを感じます。実際はとてもジェントルな走りなのですが。
最初はロボットみたいでちんちくりんな気もしていましたが、見慣れてくるととても愛着が湧いてきます。
全車速対応クルーズコントロール
全車速対応クルーズコントロールは思っていた以上に優れものです。とっても良い。勝手に加速して勝手に減速し、前の車を追走するので頼もしい相棒のようです。
眠くなるのではないかと思っていましたが、私の場合はかえって眠くならなくなりました。
ゴルフの帰り道はいつも運転し始めから20分ほどで決まって眠気が襲ってくるのですが、これが大丈夫になりました。意外な効果です。
燃費
これはもうSUVのなかではダントツです。
先日山中湖まで遠出した際の帰りの燃費は、渋滞していたこともあり153km走って30km/Lでした。そうです、ハイブリッドは渋滞した方が燃費が良くなるのです。
この時の途中燃費は30km走行時に36km/Lを記録したほどです。ちなみに行きはの燃費は25km/L程度でした。プリウスの時の遠出した最高燃費は28km/L程でした。
山中湖からの帰りの燃費。トータル153.3Kmを走り、30km/Lでした。すばらしい!
帰りの途中の燃費。最初は下道で平坦でしたのでこんな燃費が出ました!! 30.5km走行時、36.2km/Lです。
行きは途中で最高31.5km/Lでしたがこの後、最終的に25Km/L程度となりました。
東北自動車道をACC上限の115kmに設定したときは、全行程200kmで23Km/Lに落ちました。高速走行時はエンジン走行主体になるためどうしても悪化します。
妻が片道5kmの通勤に使用していると18km/L程度です。前車プリウスは遠出時の最高燃費が28km/L、通勤使用時は16km/Lでしたので、車重が重くなったにもかかわらず、燃費は確実に良くなっています。
遊び心
ちょっとしたところに遊び心を感じます。
エンジンシステムをオンにした際にメーターパネルにC-HRの絵が表示されます。
キーを携帯して車に近づいた時と、ドアロックを解除した時、地面にC-HRのロゴが浮かび上がります。
C-HRは見かけ以上に良い車です。
運転していても疲れません。
以前は長距離を走った後に車から降りる際にオットットとなり、年を感じたものでしたが、CーHRは250kmノンストップで走っても、車から下りるとき足腰のこわばりがまったくありません。
運転していてとても気持ちが良い車です。
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